9月25日に情報系学科・情報工学コース3年生が兵庫県佐用町にある理化学研究所 放射光科学研究センターのSPring-8とSACLAを見学しました．
　午前9時30分に岡山大学を2台のバスで出発し，午前11時頃に放射光科学研究センターへ到着すると，まず，講堂においてSPring-8とSACLAの概要について説明を受けました．

  その後，SACLA(X線自由電子レーザー)を見学するために，バスに乗って構内を移動しました．

 建物に入ると，SACLAを用いて研究された燃料電池を搭載された，燃料電池車が展示されており，職員の方から説明を受けました．

SACLAの見学の様子です．SACLAは強力なX線のパルス光を発するため，原子・分子スケールで極短時間に起こる現象の解析に適しているとのことです． 　

その後，高輝度光科学研究センター研究DX推進室の城地保昌 室長による研究者講演と昼食休憩を経て，午後の部はSPring-8の見学で始まりました． 　

SPring-8は48本のビームラインを持つ広大な円形施設で，原子・分子スケールの静止物や大きな動きの観察に適しているとのことです． 　

続いて，放射光科学研究センターにある3つのサーバー室を全て見学させて頂きました． 　

下記は，3番目のサーバー室における見学の様子です．研究者講演をして頂いた城地保昌 室長が，サーバー室内部で直接，私達に説明をして下さり，Spring-8における情報処理システムについて理解を深めることが出来ました．

見学終了後，再び2台のバスに分乗して午後4時30分頃岡山大学へ戻り，解散となりました．